漫画家のRebis(れびす)さんが商業誌を飛び出して、独自に
WEB展開を始めたようです。

【雑誌を飛び出して、一人で連載する冒険の旅へ!】

今後、私が徐々に展開して行きたいテーマ、
「喋り手はネット利用でメジャーになれるのか?」の漫画版の
一つのモデルケースですよね。
「ブラックジャックによろしく」で有名な佐藤秀峰さんが編集部との
確執を経て、オンラインコミック配信サイト漫画 on Web
作ったのは「脱出版社!」の先駆けでした。

アマチュアレベルでオンラインコミックを発表してメジャー化を
狙う層は以前からいましたが、メジャー誌から独自展開の配信へ
移行するのは、エポックメイキングな出来事だったのだと思います。
もはや「編集部は必要ない!」と脱・出版社宣言をしたのですから。
以前にも書きましたが、「絵描き」「ミュージシャン」「物書き」は
ネットとの親和性が高いんですよね。
「ミュージシャン」もレコード会社を通じなくともネットで自分の作品を
世界中に発信できます。「作家」も同様です。
勿論、小さな市場・大きな市場論があり、編集部やレコード会社が
全く役に立たない訳ではありません。それぞれにメリット・デメリットが
ありますが、ここではそれは論じません。

しかし、「喋り手」は「コンテンツ」としての発信力がとても弱い
職種だと思います。「ドラマCDとかWEBラジオとかやってる人いるもん」
という声が聞こえそうですが、そういうことではありません。

DJ、ナレーター、MCと喋り手は様々なジャンル分けができ、
様々なジャンルを重複して仕事をしている人も多いのですが
ここはフリー(事務所所属ではない)の声優さんをモデルに
話したいと思います。

■結局は有名な声優さんが使われる?
例えばなんですけどRebisさんのお描きになっている漫画は
以下、ブログより抜粋です。

「天声の巫女」にして、デビューしたての声優ユニットである心火(しんか)と
早斬(さぎり)。奪われてしまった心火の声を取り返すため、早斬たちの
戦いが始まります!


ほら!声優志望者の皆さん!Rebis先生にアピールしたくなったでしょ?
ドンピシャのキャラですよ?私は「中の人などいない」が発動したら断然
コラボしたくなりました。これ、ネットラジオとかリンクさせたら絶対面白い
と思うんですよ!出版社から離れて独り、発信しているRebis先生なら
きっとフリーに好意的な筈!・・・・・・・と思ったあなた。それは間違いです。

仮に、仮にですよ。Rebisさんがとても優しい方で(何度もお名前出して
すみません)好意的な紹介をしてくださったとしても、そしてあなたの
WEBラジオが好評になって、公式イメージキャラになったとしてもです。
あなたがテレビアニメに出たり、大手事務所からスカウトされる!
・・・という可能性は99%ありません。

そこに他のクリエイターとは異なる「声優」という職種の独特な特質が
隠されているのです。(つづく)

「声優」がフリーランスでメジャーになれない理由②
「声優」がフリーランスでメジャーになれない理由③